ラブ・アクチュアリー

19人が織り成すそれぞれの愛のかたち。2003年(確か)に映画館で見たもの。やっぱりこれはクリスマスシーズンに見なきゃな〜と再確認。どう見ても季節外れです。暗いニュースが多い中で、こういう映画を観ることは自分にとってはとても重要。(「暗いニュースが多い」というより、「暗いニュースしか報道されてない」と言ったほうが適切かも。)「見渡すとこんなに身近に愛はある」。そう語りかけてくれる映画。もちろん、幸せな愛だけじゃない。愛そのものではなく、それに付随するものに苦しめられる、そんなこともある。だからこそ、切ない。その奥行きに涙が止まらない。胸が締め付けられるシーンがたくさんある。それにしてもこの映画はいい選曲してる。シーンと曲がぴったり。重要な2シーンでMr.ビーンでおなじみのローワン・アトキンソンが登場。彼らしい役を演じてます。


余談ですが、この映画で「ヒースロー空港には愛が溢れている。見渡してごらん?」という台詞がありますが、私が10年前ヒースロー空港に降り立った時は、乗り換えの飛行機の航空会社がストを起こして足止めを喰らったため、見渡して愛を探す余裕がありませんでした。苦い思い出たっぷりの空港です。