ファッションショー

ai-equinox2005-12-07

今日は、私の母校でもある山形女子専門学校のファッションショーを見てきますた。タイトルは「開花――KAIKA――」。数年前から山形美容専門学校との共催になったこのショーは、年々華やかになっていくようだ。振り返れば、在学中に私たちも同じ舞台に立ったのだ。あれからもう10年。懐かしいなぁ。
ショーに出す衣装は、当然普段着とは違うから、製作にとても時間がかかる。製作者の腕にもよるが、数週間ほどかけて完成させるのだ。なのに舞台上でみなさんにお見せする時間はほんの2,3分。どの衣装だって製作者の努力の結晶なのだから、本音を言えばもっともっと長い時間お見せしたい。だけどショーというのは1時間を越えると観客の方が疲れてしまうらしく、「たくさんの作品をお見せしたい、でも1時間は越えないようにしなければならない」となると、1作品に割り当てられる時間は必然的に短くなってしまうのだ。その華やかな舞台の裏の“割に合わない”とも言える努力を知っているから、フィナーレでの学生たちの満面の笑みに、思わず涙が出てきてしまった。よく今日まで頑張ったね。これからの君たちの人生でつらいことがあっても、今日のこの感動が、君たち一人一人をきっと支えてくれるよ。
最後に両校の校長が挨拶に現れるのだが、今年も花束贈呈役を頼まれちゃったYO!3年連続でございます。何かボケようと密かに企んでいたのだが、気の小ささゆえに断念。来年こそは転ぶとか花を食うとか何かやらかそう。