保健室でのコーヒータイム

今日は朝一で中学時代にお世話になった養教の先生に会うため、彼女が勤める市内某小学校へ遊びに行った。来月、彼女が所属する劇団の公演があるとのこと。毎年恒例の公演で、私は過去に何度か観に行っている。今年もそんな時期だなぁ。彼女から前売り券販売協力の依頼メールが来た時、そう思った。
約1年振りの再会とあって、話題が絶えない。その合間合間に、様々な理由で生徒達が保健室へ訪れる。彼ら一人一人に丁寧に接する恩師。“他でもない自分”―――。そう思える接し方をしてくれる人がいる保健室。そういえば中学生だった私も、彼女との他愛のない会話で救われた一人だっけ。そんなことを思い出しながら恩師と生徒とのやりとりを眺める。部屋を後にする生徒達の表情は、保健室へ来た時のそれとは明らかに違う。こうした小さな関わりが、どんなに彼らを支えているのだろう。え〜もん見せてもろたわ。そんなことを感じた秋の一日でした。