痛い。

ai-equinox2006-09-10

今日はツーリングDAY。夜勤明けの相方を家に残し、愛車Voltyでベスパへ。いくらへヴィーなモンテサポとは言え、今日みたいな炎天下に長時間いるのはキツいです。選手たちはもっと暑いか。K嬢に伝言を、S嬢・K也嬢に渡すべきものを渡し、任務完了。あまりにも天気がいいので、ちょっと遠出を試みる。4年前に通ったきりの、かつ、いつかバイクで来ようと心に決めていたあの道を目指し、天童を後に。べにばなトンネルを通って286号線に合流。あまりにも天気が良くて、空の青と山の緑のコントラストに萌えまくる。関沢ICをスルーしていよいよ山道に突入。ヘアピンカーブの連続。コーナリングが楽しすぎる。これだからバイクはやめられない!


などと気持ちよく走っていたのに、見事コケました・゜・(ノД`)・゜・


現場は大体ここらへん。ガードレールにはまった可愛そうなVoltyを、その場にたまたま居合わせたご夫婦(多分。5〜60代くらい)の手助けを賜りつつ引き上げる。さらに通りかかった男性(推定57歳。実は適当)からもあれこれ助言を受ける。ありがたいやら申し訳ないやら不甲斐ないやらで、テンパったままの漏れ。祈るような思いで恐る恐るエンジンを掛けてみると、願いも虚しく掛からない。バイク屋さんに連絡を取ろうにも携帯は圏外。「下まで乗せていこうか?」というご婦人のご好意のみ受け取り、ニュートラルのまま下山。まずは携帯のつながる場所まで降りよう。エンジンがストップしたままのバイクにまたがり、坂道を滑り降りること数分。ようやく携帯のアンテナが2本!いつもお世話になっているバイク屋さんに電話をすると、すぐに来てくれるとのこと。彼(F氏)の話によると、バイクは倒してしまうとしばらくはエンジンが掛からないらしい。よってそういう場合は、焦らずに時間を置いてから再チャレンジするのがライダーの常識だそう。そんなことも知らないでバイクに乗っているとは流石だな>>漏れ。まずは関沢ICまで自力で降りるように指示を受ける。つい先ほど通った道。ここを登った先で、こんな惨事が待っていようとは。もうすぐ下界。試しにエンジンを掛けてみると、頼りないながらもどうにか掛かる。一安心して記念撮影。

「ここを帰り道で撮ろう」。こう思いながらこの道を上っていったんだっけ。ついさっきのことなのに、遥か昔のことのよう。一寸先は闇。人生何が起こるか分かりません。


ようやく関沢ICに到着。まだF氏は来ず。こうなったら一人撮影会を開催ですよ。
  
やばい。ススキがやたらきれい。


待つこと10分。バイク屋・F氏登場。日曜日の忙しい中、呼びつけてしまい激しく恐縮する。「思ったより元気だな。血まみれで待ってると思ったよ(笑)。」とF氏。一足間違えば、そんなことになっていないとも言い切れないなぁと、背筋が凍る。「マフラーについているこのバッテリー液は、早く落とさないとまずい」と言われ、そのままバイク屋さんへ。コケた自分に激しく凹む漏れに、「バイクは車と違って2輪ですから、コケることくらいあるよ」とF氏。自業自得とは言え自己嫌悪の漏れ。店に着き、F氏の相方・Kっちに「なぜにあんな山奥に?!」と笑われる。こうして笑い飛ばせる程度のことなんだ、とKっちに救われつつマフラー磨き。努力の甲斐なく跡が消えぬ。まぁ、これも思い出。コケた勲章。プライスレスですよもう。


ふと気づくと、体のあちこちが痛い。家に着くまでは気が張っていたため、体の痛みをあまり感じなかった模様。がっつら割れた爪、擦りむいた皮膚、アスファルトに打ち付けた膝。ぶっちゃけ、病院行きも視野に入れざるを得ない状況。このまま痛みが増し続けたら…。そう想像してブルーに。バイクに乗るときは、注意に注意を重ねていたのにこの結果。「何事もなく明日が来ると思うなよ」そう脅された気分。まずは自分の不注意を激しく反省し、今回の件をいい教訓にせねば。家族の皆様、メールをくれたS嬢、ご心配をおかけしました。もう山道は乗りません。しばらくは。